建具の寄木(よせぎ)細工
建物内で最も繊細な作りをした建具。
右側の建具は2019(令和元)年度に完了した改修⼯事で復原したもの。
床の間・床脇
両壁に残されていた痕跡から、床の⾼さなどを復原した床の間空間。
2019(令和元)年、改修⼯事の終了間際に、実際に使われていたと思われる床柱が敷地内から発掘された。
竿縁天井(さおぶちてんじょう)
竿縁と呼ばれる細長い材で天井板を支える天井。
竿に面取りが施してあるなど、格天井に続いて、格式の高い部屋として作られていることがわかる。
床材
2019(令和元)度に完了した改修⼯事で展⽰室として活⽤するため、畳敷から板敷きに変更された。
古材と新材
2019(令和元)年度に完了した改修⼯事で取り換えされた材は古⾊塗等を施さず、材の新旧が区別できるようになっている。
補強材
2019(令和元)年度に完了した改修⼯事で組まれた構造補強の格⼦壁。